『毅然と佇まう、腹が据わる』
このワークをシェアし始めて、
早いもので、13年くらいになります。
参加者曰く、当初はKoyoさんが何を
言っているのかさっぱり分からないらしいです。
しかし、徐々に、あるいは劇的に、
起こってくるご自身の変化に気づき始めます。
ワーク参加者に起こってくる変化で
顕著なのが、
『腹が据わってくる』 ということがあります。
上っ面だけ、見せかけだけじゃありません。
真に腹が据わるとは、つまらんチンピラ如きものではありません。
ある女性参加者は、上司から、
ダメ出しされ説教を受けるという事態
が発生しましたが、
その最中、
彼女はとても静かな気持ちで、
上司の話を聞いている自分に気づいていました。
なるほどと感じられるところもあり、
それはどうだろう?と疑問に思うところもあったと彼女は言います。
上司の話しを聞き終えて、
「上司には、そのように見えるのだ
ということが分かりました。
役立てるところは役立て、
聞き流してよいところは、聞き流す
という考えが自然と浮かび、
落ち込みはありませんでした」と。
以前の彼女は、同じことが起こると、
混乱し、落ち込み、自分を責め、
相手に嫌な気持ちを抱いたり、
不条理さや理不尽さに絶望感でいっぱいに
なったものでした。
が、今回は、
以前のような思考が起こらない。
そのことに、彼女は驚いたと言います。
頭の中に浮かんでくる『考え』が前と違う!と。
それに相手は怒っているのに、
ちっとも怖くないことにも気づきました。
そのような存在を脅したり、
不安にさせたりすることは困難です。
また、暫く経って、
ふと、自身が過去に、息子に対してした言動が頭に蘇り、
「あれは不当な、間違った言動であった」と気づいたと言います。
自ずとそのことについての反省が起こりましたが、
以前のような自責の念とは全く質の違うものでした。
その一連の流れから、
奇妙なことに、深い感謝が起こったのだと。
彼女は静かに語り、その姿は実に美しく、勇敢でした。
「気づいている」が起こり始めたなら、
本当の意味での、
『毅然と佇まう、腹の据わった存在』
へと変化を遂げていくのは、
むしろ自然なことです。
そうとしか在れなくなるはずです。
そして、それは、更に更に加速していきます。
自然さとは、そういうものだからです。
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近々のワークショップ開催予定
*10月5日〜8日合宿ワークショップ。
(若干名の空席あり)
*10月28日(日)1dayワークショップ!
*11月25日(日)千葉1dayワークショップ。
皆さまのご参加をたのしみに、
お待ち申し上げております〜。♪
Koyo